日常

ざっくばらんに

香川県高松市磨屋町の磨屋町薬局の清水です。

6月も営業最終日となりました。

5/27OPENのため、6月が丸々1か月営業の初月。知名度がまだまだで来店数が少なく、今まで以上に積極的に動いていかないといけないなとは実感いたしました。

志が高いだけ、いいサービス力があっても利用していただけないと意味がない。

「道徳なき経済は罪悪であり、経済なく道徳は寝言である」by二宮 尊徳

がとてもしみる日々です。

私は調剤薬局の薬剤師歴が今年で11年目です。

店舗数の多い薬局での従事や、それなりに意図があったうえでですが、転職も多く、計20~30店舗の薬局での経験があり、現在にいたっています。

新しい薬局に行くたびに、「ここはどんな患者さんがいるのだろう?」「この薬局ではどんなシステムなんだろう?」「自分はここの歯車としてどのように動けばいいのだろう?」と不安と期待を抱いて新規店舗の初出勤を迎えます。

今回も例にもれず、この感覚だけは慣れることはありません。

また、自分が経営者という立場になったために、大枠こそ変わりませんが自店のルール作りやサービスの検討等は完全に自由となり、特に開店までは日々ワクワクしながら従業員とシミュレーションしておりました。

開店後は、病気になって来局されている方がほとんどなので不謹慎なところもありますが、「自分の薬局を選んで来局いただき、ありがとうございます。」という気持ちや「来ていただいたからには薬の授受以外に少しでも何か持って帰ってもらいたい。」という気持ちも今までの勤務薬剤師時代とは比べ物になりません。

M&Aで初めからお客さん・患者さんがついている薬局の購入ではなく、新規で開業したこと、最寄の病院も新規開院でこれから知名度が上がっていく段階ということで、まだまだ来客数は少ない状態です。

ただ、初回来ていただいた方から、「また来ちゃいました。」というお言葉や、設備的なもの、サービス的におほめいただく機会もあり、今後の発展には期待しております。

ただの立地だけではなく、単純に「磨屋町薬局が好きだから来ました。」と言っていただけるようなサービス展開を心がけますので、今後ともよろしくお願いいたします。

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