香川県高松市磨屋町の磨屋町薬局の清水です。
10月に入り、一気に気温が下がりましたね。
皆様もご存じでしょうが、こういう時期は何かしらの体調不良を起こしやすいので、3食意識して食べることや、睡眠時間の確保、適度な運動などの規則正しい生活を意識して、なんとか乗り切りましょう。
さて、この10月で磨屋町薬局も開局からまる4か月が経過しました。
まだまだ認知は足りないかもしれませんが、継続的に利用いただく方も少しずつ増えてきております。
薬剤師の調剤業務は処方箋に基づいて聞き取りを行い、整合性を判断したうえでお薬を交付するというのが主な仕事です。
なお聞き取りや処方箋などの情報、薬剤師の見解、次回計画は記録(薬剤服用歴(薬歴))という形で記録・保管し、次回来局いただいた際の体調変化や変更などの情報の整合性の判断のために行います。
こうして記載するとややこしいですが、端的には「受注→販売」という小売業の一面もあります。
悪い言い方ではありますが、よく言われる「袋詰め師」ですよね。注文書をもらって袋に詰めて渡すという…。
ここは深く追求しませんが…。
風邪や腹痛等で来局いただく方(小売業でいう一見さん)や高血圧や糖尿病等でお薬を定期的に服用する必要のある方(小売業でいう常連さん)がいらっしゃるわけですが、後者の方でお薬継続にて安定している方なんかは特に、お薬を継続的に欠かさず飲めており、体調が安定していれば本人からしてもさっとお薬だけもらえれば…と感じている方も多いかと思います。
そんな中で顔を見ただけで、この人はどういう薬を飲んでおり、どういう話をしたかを記録を確認しなくても覚えられていれば、スムーズにお薬を渡せるだけでなく、必要な情報をパソコンを開くロスなく確認に入れるので、より満足いただけていると把握しております。
また、お薬の内容だけではなく、生活習慣にスポットを当ててお話しているので、前回ご来局いただいてから、こういった生活上の注意点をお伝えいたしましたが、続いていますか?お仕事が○○なので、繁忙期だと思いますが、△△の調子はいかがでしょうか?等具体的なことまで覚えていてお話につなげられるとベター。
他にお待ちの方がいなければ話をしながらお薬の準備を行い、最終確認漏れがないように前回の記録を確認して問題なければすぐお会計に移る。
薬局で待ち時間を感じさせないための精一杯の取り組みです。
一薬局ではなく、「磨屋町薬局」あるいは「○○さん」に薬や健康のことはすべて任せられたら…
こんな方が少しでも増える環境を突き詰めます。