日常

災害時の備え、できていますか?

香川県高松市磨屋町の磨屋町薬局の清水です。

高松みらいフェス2026でも一部「災害時」にスポットを当て、講義を行いました。なかなか小学生のイベントでは 内容が難しく興味を引けなかったこと、会場も繁盛していたこともあり声が通らなかったので文章として残してみます。

地震や大雨、台風など、いつ起こるかわからない災害。

災害が起こったとき、水や食料などの備蓄を考える方は多いと思いますが、**「薬の備え」**について考えたことはありますか?

毎日薬を飲んでいる方にとって、薬は生活を維持するために欠かせないものです。

しかし、災害によって自宅から避難しなければならなくなったり、医療機関や薬局が通常どおり営業できなくなったりすると、いつもの薬をすぐに受け取れない可能性があります。

そこで今回は、災害時に備えて普段からできる「薬の準備」についてご紹介します。

① お薬手帳をすぐ持ち出せるように

災害時には、普段利用している医療機関や薬局を利用できない場合があります。

そんなときに役立つのがお薬手帳です。

お薬手帳には、現在使用している薬の名前や用量など、大切な情報が記録されています。

避難するときには、できるだけお薬手帳を持っていくようにしましょう。

また、スマートフォンのお薬手帳を利用している方は、スマートフォンの充電が切れてしまったり、電波障害などでアプリが開けないなどの可能性も考えて、必要な情報を確認できるようにしておくと安心です。

② 常用薬を切らさないように

高血圧や糖尿病など、継続して薬を使用している方にとって、薬を切らさないことは重要です。

災害はいつ起こるかわかりません。

普段から、

「薬がなくなる直前に受診する」のではなく、余裕を持って受診・薬の準備をする

ことを心がけましょう。

ただし、自己判断で薬を多く保管したり、服用量を変更したりするのは避けてください。

薬について不安なことがあれば、医師や薬剤師にご相談ください。

③ 「自分が飲んでいる薬」を把握しておく

災害時には、薬の現物が手元にない状況も考えられます。

そのため、

  • 薬の名前
  • 1回に飲む量
  • 1日に飲む回数
  • 何のための薬なのか

などを、お薬手帳などで確認できるようにしておくと安心です。

特に複数の薬を使用している方は、「白い錠剤」「血圧の薬」だけではなく、薬の名前を確認しておくことが大切です。

④ 避難するときに持ち出したいもの

災害時の持ち出し袋には、水や食料だけでなく、薬に関するものも準備しておきましょう。

薬の持ち出しチェック

□ お薬手帳
□ 現在使用している薬
□ 必要な医療用品
□ マスク・衛生用品
□ 充電器・モバイルバッテリー

特に毎日薬を使用している方は、**「避難するときに薬を持って出られるか」**を一度確認してみてください。

薬局も「災害時」を考えています

災害が起こった場合、薬局も通常どおり営業できるとは限りません。

停電や断水、交通網の寸断、医薬品の供給への影響など、さまざまな問題が発生する可能性があります。

だからこそ、私たち薬剤師も日頃から、**「もし災害が起こったら、地域の皆さまの薬をどう支えるか」**を考えておく必要があります。

災害時には、普段とは違う状況の中で薬を必要とする方が増えることも考えられます。

地域の薬局として、できる限り皆さまの健康を支えられるよう、日頃から備えていきたいと思います。

まずは「薬の備え」を確認してみましょう

防災というと、特別な準備をしなければならないように感じるかもしれません。

しかし、まずは、

「今飲んでいる薬は何か」
「お薬手帳はどこにあるか」
「避難するときに薬を持ち出せるか」

この3つを確認するだけでも、災害への備えになります。

災害は、いつ起こるかわかりません。

「もしものとき」に困らないために、今日からできることを少しずつ始めてみませんか?

薬やお薬手帳について気になることがありましたら、いつでも薬剤師にご相談ください。

磨屋町薬局では、地域の皆さまの「もしものとき」にも役立てる薬局を目指して、日頃から災害への備えについて考えていきます。

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